たくさんある金魚の餌
水槽で飼育する生物、ベタ、メダカ、熱帯魚など色々いますが、金魚の餌について私なりにおすすめの餌をランキング形式でまとめてみました。
餌の種類
まず、餌の種類ですが水に入れた時に浮く「浮上性」とすぐに沈む「沈下性」の2種類に分けられます。
浮上性の餌の特徴
浮上性の餌の特徴は食べた餌の量がわかりやすく、食べ残しも取り除きやすいです。
金魚が餌を食べる様子が間近で観察できます。
でも、私はこの浮上性の餌は使用していません。理由は沈下性の餌の特徴にて。
沈下性の餌の特徴
沈下性の餌の特徴は水槽にばらまくとすぐに底に向かって沈んでいきます。
私はこちらのタイプの餌を使うことがほとんどなのですが、理由として
「エア喰い」を防ぐことと
金魚が老化などで衰弱した場合、浮上性の餌だと食べられずにそのまま餓死するからです。
(金魚が泳がなくなってから沈下性の餌に変更しても今まで浮上性の餌で育った金魚はなかなか食べてくれません)
エア喰いというのは金魚が餌を食べる際、餌と一緒に空気も飲み込んでしまい転覆病の引き金になると言われています。
転覆病の原因はそれだけではない(私は餌の与えすぎによる肥満、ストレスによる浮き袋の不調と考えます)
が、不安要素は少しでも取り除いておきたい!
という方は浮上性より沈下性のものを選ぶと吉です。
それではランキングに行ってみましょう!
私のオススメ 金魚の餌 第3位
ひかり ランチュウ ベビーゴールド
これは私が初めて買った金魚の餌です。
沈下性です。
当時、らんちゅうを飼育していたわけではなかったのですが、
「オランダ獅子頭」という肉瘤の発達する金魚を飼育していたので、肉瘤を立派にしたいという思いから
こちらのランチュウ ベビーゴールドを与えていました。
結果はと言いますと、
それはもう、、、いくらの軍艦巻きを頭に乗せてるのではないかというくらいの立派な肉瘤を持つ金魚に育ちました。
金魚の持って生まれた素質も関係したりはしているのでしょうけど。
また、コスパの良さにも定評があります。
成分
蛋白質 | 脂質 | 粗繊維 | 灰分 | りん | 水分 |
---|---|---|---|---|---|
46%以上 | 6.0%以上 | 5.0%以下 | 15%以下 | 1.2%以上 | 10%以下 |
私のオススメ 金魚の餌 第2位
ヒカリ 咲ひかり金魚 色揚用 沈下
らんちゅうの絵が描いてありますが、他の種類の金魚にあげても問題ありませんでした。(うちではピンポンパールや、オランダ獅子頭などに与えています)
蛋白質多めな餌になので、金魚をもっと大きく立派にさせたい!って方や、肉瘤をもっと大きくさせたい!って方に向いているかと思います。
ちなみに、蛋白質多めイコールどちらかと言うと消化にはよろしくないので、主に金魚の活動が活発になる「夏」メインで与えている餌です。
「うちの金魚は冬は保温してるしガツガツ食べるよ!」って方は1年通して与えても良いと思います。
成分
蛋白質 | 脂質 | 粗繊維 | 水分 | 灰分 | りん |
---|---|---|---|---|---|
45%以上 | 7.0%以上 | 3.0%以下 | 10%以下 | 20%以下 | 1.8%以上 |
私オススメ 金魚の餌 第1位
キョーリン ヒカリ ミニペット 胚芽
何も考えず、一年通して与えられる良い餌です。
しかも安い!
成分
蛋白質 | 脂質 | 粗繊維 | 水分 | 灰分 | りん |
---|---|---|---|---|---|
32%以上 | 4.0%以上 | 4.0%以下 | 10%以下 | 12%以下 | 0.7%以上 |
まとめ
いかがでしたでしょうか。
私の独断と偏見による「おすすめ金魚の餌トップ3」
特に1位の「ミニペット 胚芽」は今までトラブルになったこともなく、
安心して与えられる餌です。
とは言え、金魚の餌はたくさんの種類があります。
パッケージを変えながら昔からずっとあるもの。
新しく開発、発売されたもの。
金魚の食いつきが良く、なおかつ美しい金魚に育つ。金魚の好みもあるので色々試してみるのもいいと思います。